西福寺は、
鉄輪の湯けむりが一望できるお寺です。

 西福寺は鉄輪の湯けむりが一望できるお寺です。
 鉄輪の断層崖の上に位置し、鉄輪地区全体だけでなく、鶴見岳や扇山なども一望することができます。よく晴れた日には大分市内まで見ることができます。まさにパノラマビューといっても過言ではないでしょう。
 昼間の景色も大変美しいですが、夜の景色も見ごたえがあります。夜間はオレンジ色の街灯の光に鉄輪が包まれ、止まることなく立ち昇る湯けむりがより美しさを引き立たせます。
 他では見られない景色がここにあります。ぜひお越しください。

鉄輪の湯けむりと別府の山々
西福寺周辺の夜景

西福寺について

 当寺はもともと” 福田寺 ”とよばれる「天台宗」のお寺でした。約230年ほど前、当時の住職 林明尼によって西福寺の本家である別府市亀川の紫雲山 西念寺に寄進されました。以来、西念寺の出張所として念仏聴聞の道場となっていました。しかしながら、昭和30年ごろ火災により焼失し、本堂がない状態がしばらく続きました。その後、平成3年4月に一ヶ寺として独立し”西福寺”となり、平成5年11月に本堂を再建し現在に至ります。

浄土真宗について

宗名浄土真宗
宗祖親鸞聖人(1173-1263)
宗派浄土真宗本願寺派
本山龍谷山本願寺
本尊阿弥陀如来
聖典浄土三部経、仏説無量寿経、仏説観無量寿経、仏説阿弥陀経、正信念仏偈、教行信証、浄土和讃、高僧和讃、正像末和讃、御文章
教義阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を申す人生を歩み、この世の縁が尽きるとき浄土に生まれて仏となり、迷いの世に還って人々を教化する。
生活親鸞聖人の教えにみちびかれて、阿弥陀如来のみ心を聞き、念仏を称えつつ、つねにわが身をふりかえり、慚愧と歓喜のうちに、現世祈祷などにたよることなく、御恩報謝の生活を送る。
宗門この宗門は、親鸞聖人の教えを仰ぎ、念仏を申す人々の集う同朋教団であり、人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝える教団である。それによって、自他ともに心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する。

親鸞聖人について

親鸞聖人

 親鸞聖人は、1173(承安3)年に京都の日野の里でお生まれになりました。9歳から比叡山で学ばれましたが、29歳で師・法然聖人と出遇い、本願念仏の道に入られ、念仏停止による越後流罪を経て、関東の地で主著『教行信証』の執筆を始められました。煩悩に満ちた私たちは、阿弥陀如来のみ教えを仰ぐことこそ、苦しみの世を生き抜く道である、と90年の生涯をかけてお示しくださり、1263(弘長2)年にご往生されました。

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